タイ旅行に行くときは観光地巡りも楽しいですが、せっかく南国に行くのですから思いっきりビーチも楽しみたいですよね。
そんな方のためにバンコクから身近なビーチリゾートを2つご紹介いたします。
パタヤ
パタヤはバンコクから南東へ約160kmのチョンブリ県の西南に位置します。
昔は小さな漁村でしたが1960年ころにリゾート開発がすすめられ、ビーチ沿いには大きなホテルが立ち並び、タイを代表するビーチリゾートとして世界中から観光客が訪れるようになりました。
観光スポット
パタヤビーチ
タイ湾に面し、南北に弧を描いたように約4kmほど続くパタヤのメインビーチ。
海に面したビーチロード沿いの砂浜にはカラフルなパラソルが並んでいます。
砂浜に設けられた椅子で汐風にあたりながらドリンクを飲む人、パラセイリングやバナナボート・ジェットスキーなどのマリンスポーツを楽しむ人など、思いっきりビーチリゾートを楽しむ人で賑わっています。
パラセイリング1回10分程 : 800バーツ(約2,800円)
バナナボート30分 : 800バーツ(約2,800円)
ジェットスキー30分 : 1,000バーツ(約3,500円)
レンタル時の注意
ジェットスキーをレンタルした場合、終了後に傷つけたと言われ、弁償代を請求する悪質なお店もあります。
借りる前に傷があるかどうか確認をしましょう。
ラン島
パタヤビーチの南にあるバリハイ桟橋からは、沖合の島々に渡るフェリーが出ています。
パタヤビーチは海の透明度がそれほど高くなく、それでは物足りないタイ人や外国人観光客から透明度が高い海で人気を集めているのが、パタヤから8kmほど沖にあるラン島です。
ラン島はサンゴ礁に囲まれた緑の小島で7つのビーチがあります。
その中で島の北部にあるタウエンビーチは、一番の人気で珊瑚が美しくシュノーケリングなどには最適です。
アクセス : パタヤビーチロード南のバリハイ桟橋からフェリーで約40分。
到着後はそれぞれのビーチまでバイクタクシー。
サンクチュアリ・オブ・トゥルース
パタヤビーチの北、ラチャペート岬の先端に佇む「サンクチュアリ・オブ・トゥルース」は木造建築の建物が着工されて30年以上になります。
そのため、潮風にあおられて深みがある景観になっています。
内部には息を飲むほど美しく繊細なたくさんの木のレリーフがあり、パタヤ観光をするなら必ず訪れたいスポットです。
料金 : 500バーツ(約1,750円)
営業時間 : 8:00~18:00(年中無休)
アクセス : パタヤ中心街からソンテオ(トラックの荷台を改造した乗合バス)のチャーター
で15分~20分。料金は交渉ですが150バーツ(約525円)
ウォーキングストリート
パタヤ最大のナイトスポットが「ウォーキングストリート」。
ビーチロードの南側が入り口で、500mほど続くこのストリートには所狭しとゴーゴーバーやディスコがひしめいています。
ディスコはお店ごとに音楽のジャンルが違いますので、お好みの音楽がかかるお店で、パタヤの夜が満喫できます。
ゴーゴーバーはお店により異なりますが、20:00くらいからの営業です。
早めの時間に行きますとハッピーアワーでビールやドリンクが安く飲めます。
ウォーキングストリート内のディスコはほとんど入場無料で、店内で注文したドリンク代はその都度支払うシステムです。
またドレスコードも厳しくなく、サンダル・短パンもOKです。
パタヤの夜は遅く、盛り上がるのは午前2時くらいです。
ゴーゴーバーの注意
ゴーゴーバーの中にはドリンク代を過剰請求する悪質なお店もあります。
特にメインストリートから脇に入った小さなお店は要注意です。
なるべくメインストリートの大きなお店に入りましょう。
またドリンク代を確認して、追加の場合もその都度代金を支払うようにすれば安心です。
ホアヒン
バンコクから南西に200kmほどの海沿いに、ホアヒンがあります。
王室の保養地として古くから発展した町で優雅な気品が漂うビーチリゾートです。
静かな砂浜と、立ち並ぶラグジュアリーホテル、歴代国王の離宮、シーフードを提供するレストランなど、都会の喧騒を離れゆったりと時間を過ごせます。
観光スポット
ホアヒン駅
タイ国鉄のホアヒン駅はタイで最も美しい駅といわれています。
赤と黄色に塗られたタイ伝統の建築様式の駅舎は、インスタ映えすること間違いありません。
列車に乗らなくても自由に駅舎やホームに入れますので、存分にお気に入りのスポットで撮影が楽しめます。
モンスーンバレーヴィンヤード
タイでもワインを作っているのをご存じでしょうか?
ここ「モンスーンバレーヴィンヤード」はタイワインの代表格として海外にも輸出されています。
その理由は原料となるブドウがここで栽培されているからです。
広大な敷地ではワイン用に数種類のブドウが栽培され、そのブドウ畑を見学することもできます。
併設のレストランではもちろん食事をしながらワインテイスティングもできます。
さらに、美しい自然の中を象に乗ってめぐる「エレファントツアー」も体験できますので、象とのんびり畑を巡る時間を過ごしてみてはいかがですか。
営業時間 : 9:00~18:30
アクセス : ホアヒン市内からタクシーチャーターで約45分(45km)。
料金は交渉性で往復1,500バーツ(5,250円)ほど。
シーン・スペース
ホアヒンで最もホットな場所です。
タイ初のビーチフロントモール「シーン・スペース」は食べて横になってリラックスできるスポットです。
スタイリッシュな低層の建物には話題のセレクトショップや人気のタイファッションブランドが並び、海風を感じるオープンエアーのカフェやレストランなど、どこも絵になる佇まいです。
ナイトマーケット
ホアヒンにはナイトマーケットが3つあり、その中でも有名なのは、「シカダ・マーケット」です。
タイらしいエキゾチックなファッションアイテムや雑貨、古着、アクセサリーなどのお店が趣向を凝らしたディスプレーで、マーケット自体がお洒落な雰囲気です。
さらにオープンガードの屋台も充実していますので、食事やお酒も楽しむことができます。
ご紹介しましたスポットはモンスーンバレーヴィンヤード以外はホアヒン市内にあり、徒歩や※トゥクトゥクで移動ができます。
※3輪自動車のタクシー。
まとめ
パタヤの交通 :
パタヤの中心街は海側のビーチロードと並行したセカンドロードがメインの道路でそれぞれ一方通行です。
※ソンテウが巡回していて、10バーツ(約35円)で乗車できます。
乗り降りする場所は自由ですので、移動におすすめです。
※小型トラックのタクシー
パタヤ観光の注意 :
パタヤのタクシーは殆どが交渉制です。
乗車前に料金の確認をしましょう。
またビーチロードやセカンドロードにはたくさんのお土産屋があり、買い物に夢中なりすぎるとお金や持ち物を盗まれる場合もありますので十分注意して、買い物を楽しんでください。
パタヤへのアクセス :
バンコク東ターミナル(BTSエカマイ下車すぐ)からバスで約2時間30分。
スワンナプーム空港やドンムアン空港から直行バスがあります。
ホアヒンへのアクセス :
バンコク南バスターミナルから約3時間
スワンナプーム空港から直行バスがあります。
いかがでしたでしょうか?
バンコク近辺には2つの雰囲気が異なるビーチリゾートがあります。
エネルギッシュに遊ぶならパタヤ。
優雅に時間を過ごすならホアヒンです。
せっかくのビーチリゾートですので、思いっきり楽しんでください!