映画「Interstellar」から学ぶ英語表現 ~wonder~

さて今回は映画「Interstellar」から英語表現を学んでいきましょう!

この映画は新たに居住可能な惑星を探すため、元パイロットである主人公のジョセフ・クーパーが人類移住化計画に参加するお話です。

物理学のワードが多々使われ、難解な映画に仕上がっていますが、それを超える感動・壮大さを見せてくれる映画になっています。

そんな中、ピックアップしたジョセフのセリフはこちらです。

 

 

We used to look up at the sky and wonder at our place in the stars,

now we just look down and worry about our place in the dirt.  –  Joseph Cooper

*used to の表現はこちら → 映画「JOKER」から学ぶ英語表現

 

今回はこの wonder の使い方をしっかり押さえていきましょう!

wonder には名詞・形容詞・動詞の用法があり、

名詞:驚異、驚嘆、驚き

形容詞:驚くべき、素晴らしい

動詞:自動詞→不思議に思う、疑問に思う、思案する

他動詞→~と思う、~と知りたがる

という意味があります。

 

ワンポイント 自動詞・他動詞で意味の違いは殆どありません。用法が変わるだけです。

文脈から疑問に思っているのか、驚いているのか、思案しているのか判別出来るようになろう!

 

どの品詞でも驚いている、疑問に思っているという意味合いがあるのでしっかりと覚えておきましょう!

このジョセフが使っている wonder は自動詞の用法になります。

それを踏まえてこのセリフを和訳してみるとこうなります

 

「私達はかつて空を見上げ、輝く星々の中の私たちの星のことを思案していた。しかし今は汚れた地球を見て、不安に思っている。」

 

wonder at ~ で ~のことを思案するという意味になるので、このような訳になります。

注意する点はatの後ろには名詞(動名詞)が続くということです。

例文を見てみましょう!

  • I wonder at his speech.

(彼のスピーチには驚きます。)

  • He is wondering about his future.

(彼は将来について思案しています。)

  • She worked very hard, so I don’t wonder at her success.

(彼女は熱心に仕事をしていたので、彼女の成功は疑問に思いません(驚きません)。)

 


I was wandering if ~ という表現で相手に丁寧に頼みごとをする表現になります。

英語は過去形(Could, Would等)を使い相手にお願いをすることでより丁寧な表現になります。

日本語でいう敬語なような存在です!詳しくはまた後日、別の記事でご紹介します!


 

いかがでしたか?

意味を理解したところで実際に聞いてみましょう!

https://www.youtube.com/watch?v=f7R5PtXCZU8 (日本語字幕付き。これは意訳してあるのでここで紹介した和訳とは異なります。)